新幹線に乗って移動しているとき、「あれ?コンセントが見当たらない…!」と焦った経験はありませんか?
スマートフォンのバッテリー残量がわずかだったり、パソコンで作業をしたいときに電源が使えないと、少し不安になりますよね。最近では多くの新幹線でコンセントが設置されていますが、実はすべての車両・座席にあるわけではないのです。
特に古い型の車両や自由席などでは、コンセントが限られていることがあり、知らずに乗ってしまうと「充電できない…」という事態に。
そんなときでも慌てず対応できるように、どの車両に電源があるのか・ない場合はどうすればいいのかを知っておくと安心です。
この記事では、コンセントがない理由やその対処法、さらに電源付き新幹線の選び方やおすすめ準備アイテムまでをやさしく解説します。
旅行や出張で快適に過ごすためのポイントをまとめました。
読めば、「もうコンセントがなくても困らない」と思えるようになるはずです。
あなたの旅をより快適にするヒントを、ぜひ見つけてみてください。
なぜ新幹線にコンセントがないことがあるの?

コンセントがない新幹線の車両タイプとは
新幹線の中でも、古いタイプの車両ではまだコンセントが設置されていないことがあります。たとえば、東海道新幹線の一部「こだま」や「ひかり」では、自由席車両などに電源がないケースも多く見られます。
こうした車両は、現在も地方区間などで運行されており、短距離の利用ではそこまで問題にならないものの、長距離移動では不便さを感じる方も少なくありません。
古い車両・自由席に多い理由
古い車両は設計当初にコンセントを設ける想定がなかったため、後から全席に設置するのが難しい構造になっています。また、自由席では座席の入れ替えが多いため、設備が限られている場合があります。
さらに、通勤や短距離利用が中心の列車では、コストやメンテナンス面の理由から全席設置が見送られていることもあります。そのため、「自由席には電源がない」と覚えておくと安心です。
どの座席なら確実に電源がある?(窓側・最前列・グリーン車)
多くの新幹線では、窓側の座席やグリーン車、最前列・最後列の座席にコンセントが設置されています。たとえば東海道新幹線のN700系では、A席とE席(窓側)に1口ずつ電源があり、グリーン車では各席に専用コンセントが配置されています。
出張や長時間の旅行で充電が必要な方は、事前に座席表を確認し、窓側席を優先して選ぶのがおすすめです。
USBポート付き座席との違いもチェック
新しい車両では、コンセントに加えてUSBポートが備わっている場合もあります。スマホ充電ならUSBポートでも十分ですが、パソコンなどは通常のAC電源を使う必要があります。
USBポートは主にスマートフォン・タブレット向けに設計されており、給電速度も控えめなことが多いので、作業目的ならAC電源付き席を選びましょう。
車両による設備の違いを知っておこう
同じ「のぞみ」や「ひかり」でも、車両の型式(N700A、N700Sなど)によって設備が異なります。新しい車両ほど電源が充実しているため、最新型に乗車するだけでも快適さが変わります。
たとえばN700Sでは全席にコンセントが設けられ、スマホやノートPCの同時充電も可能です。旅行や出張前には、JR公式サイトで使用車両の型式を確認しておくと安心ですね。
新幹線でコンセントがない時の対処法

モバイルバッテリーを活用する(選び方・使い方)
コンセントがない場合、モバイルバッテリーがあれば安心です。スマホ1〜2回分を充電できる容量(10,000mAh以上)を選ぶと、移動中も快適に過ごせます。
さらに、最近ではパススルー充電(充電しながら給電)に対応したモデルも増えており、ホテルや駅などでも効率的に使えます。重さやサイズもさまざまなので、旅行バッグに収まりやすい軽量タイプを選ぶのもおすすめです。
車内での貸し出し・充電サービスを利用する
一部の新幹線や駅では、モバイルバッテリーのレンタルサービスがあります。主要駅では「ChargeSPOT」などのレンタルステーションも見つかります。
QRコードを読み取るだけで借りられるので、急にバッテリーが切れそうなときにも便利です。返却も全国どこでもOKな場合が多く、旅先でも安心して利用できます。
停車駅での充電スポットを使う(東京・名古屋・新大阪など)
主要駅の待合室やカフェには充電スペースが用意されていることも多いです。乗り継ぎの合間に短時間でも充電しておくと安心です。
東京駅や名古屋駅の新幹線改札内には、専用の「電源カウンター」や「ワークスペース」もあり、コンセントを使ってゆっくり過ごすこともできます。こうした場所を事前にチェックしておくと、旅の途中で慌てることがありません。
スマホの電力を長持ちさせる設定と工夫
機内モードや低電力モードを使うと、バッテリーの減りを抑えられます。明るさを少し下げるだけでも効果があります。また、バックグラウンドで動いているアプリを整理したり、BluetoothやWi-Fiを不要なときは切っておくのもポイントです。
写真や動画の自動アップロードを一時停止しておくと、さらに消費を抑えられます。
充電器が使えない時の緊急対策
ケーブルを忘れた場合は、駅のコンビニや売店で購入できることもあります。USB変換アダプタを1つ持っておくと便利です。
最近では「Type-C」「Lightning」「Micro USB」などの3in1ケーブルも販売されており、1本あればどんな端末にも対応できます。万が一に備えて、バッグのポケットに1本入れておくと安心です。
コンセントのある新幹線を選ぶ方法

各新幹線(のぞみ・ひかり・こだま・やまびこなど)の設備比較
東海道・山陽新幹線のN700A・N700Sや、東北新幹線のE5系・E7系は全席に電源があるタイプです。古い車両では注意が必要で、「700系」などでは一部座席にしか設置されていないこともあります。
また、「やまびこ」や「はやぶさ」などでは、自由席の有無によってコンセント数が変わることがあります。乗車前に列車名や車両番号をチェックすることで、より快適な旅を計画できます。
JR各社(東海道・東北・九州)ごとの違い
各地域の新幹線で設備が異なります。東海道新幹線は比較的整備が進んでおり、九州新幹線も快適な設備が多いです。
一方で、東北・北海道新幹線では最新のE5系やH5系に電源完備が進んでいますが、古いE2系などは一部座席のみ対応の場合があります。乗る路線によって快適さが違うので、目的地に合わせて選び分けるのもポイントです。
電源付き座席を予約するコツ(座席番号の例つき)
EX予約やえきねっとでは、「電源付き席」を選択できることがあります。窓側A・E席が狙い目です。さらに、車両最前列や最後列の壁側にも電源が配置されている場合があります。
予約画面の座席図でコンセントマークを確認するのがおすすめです。特に仕事やパソコン作業を予定している方は、早めの予約で電源確保をしておくと安心です。
自由席・指定席・グリーン車の電源事情
指定席やグリーン車は電源完備の車両が多く、快適さ重視なら指定席以上を選ぶのがおすすめです。グリーン車では各席に専用電源があり、静かで落ち着いた雰囲気の中で作業や読書ができます。
一方で自由席は車両によって異なり、コンセントが窓側にしかないケースや全く設置がない場合もあるため、注意が必要です。長距離移動では指定席を選んだ方が結果的に快適に過ごせるでしょう。
新型車両で快適に過ごすポイント
最新のN700SやE7系では、各席に電源がありUSBポートも完備されています。加えて、座席下のスペースが広く取られており、パソコン作業や長時間の滞在にも向いています。
N700Sでは全車両にWi-Fiも標準搭載されており、オンライン会議などにも対応可能。出張や長旅をより快適にしたい方は、新型車両の運行時間をチェックして予約するのがおすすめです。
車内で快適に過ごすための条件をそろえることで、移動時間がもっと有意義になります。
出発前にできる準備とおすすめグッズ

出発前チェックリスト(充電・ケーブル・バッテリー確認)
出発前にスマホ・PCをフル充電しておくことが基本です。ケーブルやモバイルバッテリーも忘れずにバッグへ入れておきましょう。また、目的地までの所要時間に合わせて、どの機器を使うかを考えておくと安心です。
たとえば、仕事用のパソコンを長時間使う予定なら、電源アダプタも一緒に準備しておくとトラブルを防げます。出発直前に「ケーブルが見つからない!」と慌てないよう、前日夜にチェックしておくのがおすすめです。
おすすめの携帯充電アイテム(USB-C対応・急速充電対応)
最近は急速充電対応のケーブルや、複数端子付きのケーブルも便利です。1本で複数機器を充電できるタイプは旅行にぴったりです。
特にUSB-C対応のものは、スマホ・PC・ゲーム機など幅広く使えるため、荷物を減らしたい方にも最適。
さらに、短いケーブルと長いケーブルを使い分けると、座席周りでもスッキリします。
持ち運びに便利な巻取り式タイプや、断線しにくいナイロン素材のものも人気です。
大容量モバイルバッテリーの選び方(容量目安mAh)
旅行や出張には、10,000〜20,000mAhクラスの大容量モデルがおすすめ。
パソコン対応タイプを選べばより安心です。スマートフォンだけでなく、タブレットやWi-Fiルーターなど複数の機器を同時に使う方は、出力ポートが2つ以上あるモデルを選びましょう。
PSEマーク(電気安全法適合)のある製品を選ぶと安全面でも安心。
飛行機の持ち込み制限を考慮した設計のものも多いので、旅のスタイルに合わせて選ぶのがポイントです。
スマホ以外のデバイス(PC・Switchなど)の充電対策
PCやゲーム機を使う方は、出力の大きいバッテリー(PD対応)を選びましょう。
新幹線での移動時間も有効活用できます。たとえば、Nintendo SwitchならPD対応バッテリーがあると長時間プレイも安心。
パソコン作業をする場合は、出力45W以上のものを選ぶとスムーズに動作します。
USB-Cケーブル1本で複数デバイスを充電できるタイプも便利です。
ケーブル収納ポーチや延長コードもあると便利
コード類が絡まらないよう、収納ポーチを使うとスッキリ。座席下のコンセントには延長コードが役立ちます。コンパクトな2口タイプや、USBポート付きのタップもおすすめ。
持ち運びやすいサイズを選べば、旅先のホテルでもそのまま使えて便利です。
また、ケーブルを色分けしておくと取り出しやすく、紛失防止にもなります。
こうした小さな工夫が、快適な旅を支えるポイントです。
困らない新幹線選びのコツ

コンセントだけでなくサービス面もチェック
車内Wi-Fiや座席の広さなど、トータルの快適さで選ぶのもおすすめです。たとえば、東海道新幹線の「N700S」では無料Wi-Fiが使えるうえ、座席の背もたれが改良されており、長時間でも疲れにくい設計になっています。
また、東北新幹線の「E5系」では静音設計が進んでおり、静かな環境で作業をしたい方にぴったりです。電源以外のポイントにも注目すると、より満足度の高い旅になります。
出張・旅行・帰省別におすすめ車両を比較
出張なら静かなグリーン車、旅行なら景色が楽しめる窓側席、帰省ならゆったりできる座席を選ぶと快適です。たとえば、出張の方には「グリーン車」や「プレミアムグリーン車」がおすすめで、広いシートピッチと落ち着いた照明が集中しやすい環境をつくります。
旅行目的なら、風景を楽しめる窓側席を早めに予約しておくと満足度が上がります。家族での帰省では、多目的室の近くの車両やテーブル付きの座席を選ぶと安心です。
最新車両情報の確認方法(JR公式・えきねっと・EX予約)
公式サイトや予約アプリで、車両の型式や設備を確認できます。新型車両を選ぶだけで、充電の心配がぐっと減ります。JR各社の公式サイトでは、運行予定の車両形式を事前にチェックできることがあり、「N700S」「E7系」などと明記されている列車を選ぶと間違いがありません。
さらに、EX予約やえきねっとでは座席図を見ながら選択できるため、コンセントの位置を確認してから座席を指定できます。
混雑時でも電源席を確保するコツ
平日朝や夕方は混雑しやすいので、時間をずらしたり早めに予約を取るのがおすすめです。出発日の2〜3日前でも、予約サイトをこまめに確認すると電源付きの席が空くこともあります。特に大型連休や週末は、指定席が早く埋まるため、早めの計画が大切です。
もし予約が取れなかった場合は、自由席でも窓側を狙うと電源を確保できる可能性があります。ちょっとした工夫で、充電の心配をぐっと減らすことができます。
コンセントがなくても快適に過ごすコツ

オフラインで使える便利アプリ(地図・音楽・動画)
事前にオフライン再生できるアプリを使えば、通信や充電を気にせず楽しめます。たとえばGoogleマップのオフライン地図をダウンロードしておけば、電波が弱いトンネル内でも現在地が確認できます。
音楽アプリや動画配信サービスでも、出発前にお気に入りを保存しておくと、車内で通信量を気にせず楽しめます。短い動画だけでなく、長編映画やオーディオブックを準備しておくと、移動時間があっという間に感じられるでしょう。
読書・音楽・車窓風景など“電源いらず”の楽しみ方
本や音楽を楽しんだり、窓の外の景色を眺める時間も旅の醍醐味です。電源がなくても心地よく過ごせる方法はいくつもあります。電子書籍リーダーを利用すれば、1台で何冊もの本を持ち歩けて軽く、電池も長持ちします。
また、イヤホンでお気に入りの音楽を聴いたり、外の景色を眺めながらゆったりと過ごすのもおすすめです。遠くに見える山々や街並みを眺めていると、旅気分がぐっと高まります。
長時間移動を快適にする小物・リラックスアイテム
首まくらや軽いブランケット、アイマスクなどを持っておくと、よりリラックスして過ごせます。特に冬場や冷房の効いた車内では、膝掛けがあると快適さが格段に上がります。足元を温めるフットレストや、背中にクッションを挟むだけでも姿勢が楽になります。
長距離の移動では小さなアイテムが大きな快適さにつながるので、100円ショップなどでそろえるのもおすすめです。
座席環境を整えて快適に過ごすポイント
リクライニングの角度を調整したり、足元に荷物を置かないなど、ちょっとした工夫で快適さが変わります。座席前ポケットには必要最低限のものだけを入れておくと、足元が広く使えます。タブレットスタンドを使って動画を見ると、首や肩への負担も軽減されます。
また、車内アナウンスや走行音が気になる場合は、ノイズキャンセリングイヤホンを使うのもおすすめです。静かな環境をつくることで、よりリラックスした時間を過ごせます。
トラブル防止のQ&Aまとめ

コンセント使用時のマナーと注意点
大きな機器の長時間利用は避け、周囲の人に配慮しましょう。差し込み口は共有する場合もあります。特にグリーン車や指定席では、隣の人が使いたい場合もあるため、必要なときだけ使用するのがマナーです。
また、座席の下にあるコンセントを使うときは、ケーブルを通路に伸ばしすぎないよう注意しましょう。小さな配慮で、お互いが快適に過ごせます。
延長コードや分岐タップを使ってもいい?
一部車両では使用が推奨されていないこともあります。安全面を考え、使う前に確認しましょう。特に高出力機器(ドライヤーやポットなど)はトラブルの原因となるため、車内では使用を控えるのが基本です。
もし複数の機器を充電したい場合は、USBポート付きのモバイルバッテリーや、2口対応のタップなど、安全性の高い製品を選ぶと安心です。
発熱や過電流が気になるときの対処法
充電中に発熱した場合は、すぐにケーブルを抜き、通気を確保します。安全第一で使用しましょう。特に膝の上やバッグの中での充電は熱がこもりやすいため、安定した場所で行うのがおすすめです。
また、ケーブルやアダプタが劣化している場合は無理に使用せず、早めに交換を。トラブルを防ぐためにも、日ごろから点検しておくことが大切です。
隣の人とトラブルにならないための配慮
コードをまたがないようにしたり、足元のスペースを確保して、お互いが快適に過ごせるよう心配りを。 また、席を離れる際にはケーブルを抜いておくと安全です。
長時間の利用や音の出る機器の使用は控え、周囲の人への思いやりを大切にしましょう。マナーを守ることで、気持ちのいい旅時間が過ごせます。
まとめ|準備と選び方で新幹線の旅はもっと快適に

新幹線での充電トラブルは、ちょっとした準備と知識で防ぐことができます。コンセントのある車両を選んだり、モバイルバッテリーを持っていけば、移動中も安心して過ごせます。
「コンセントがなくても大丈夫」と思える工夫を知っておくことで、旅の時間がもっと心地よくなるはずです。
次の旅行では、準備万端で快適な車内時間を楽しんでくださいね。

