のし餅とは?切り餅との違いや切り方・食べ方・保存方法を解説

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生活

「のし餅」という名前を見かけて、どのようなお餅なのか気になっていませんか。

「切り餅とは何が違うの?」
「大きな板状のお餅は、いつ切ればいい?」
「食べきれないときは、どのように保存するの?」

このように、普段から切り餅を購入している方にとって、のし餅は少し扱い方が分かりにくいかもしれません。

 

のし餅とは、つきたてのお餅を平らな板状に伸ばしたものです。四角く切り分けると、普段よく見かける切り餅のような形になります。

少し固くなってから切り分け、すぐに食べない分は一切れずつ包んで冷凍しておくと扱いやすくなります。

この記事では、のし餅の意味や切り餅・丸餅との違い、きれいに切る方法、おいしい食べ方、保存方法などを初心者にも分かりやすく紹介します。

 

 

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  1. のし餅とは?平らに伸ばして作るお餅
    1. 「のし餅」という名前の由来
    2. のし餅はいつ作る?
    3. のし餅の大きさや厚さに決まりはある?
  2. のし餅と切り餅・丸餅・鏡餅の違い
    1. のし餅と切り餅の違い
    2. のし餅と丸餅の違い
    3. のし餅と鏡餅の違い
  3. 東日本と西日本では餅の形が異なることがある
  4. のし餅を切るタイミングはいつ?
    1. 柔らかすぎるときは少し待つ
    2. 固くなりすぎる前に切る
  5. のし餅をきれいに切る方法
    1. 切る前に用意するもの
    2. のし餅を均等に切る手順
    3. 包丁にお餅がくっつくときの対処法
    4. 固くなったのし餅を無理に切らない
  6. のし餅のおいしい食べ方
    1. 焼いてしょうゆや海苔で食べる
    2. お雑煮に入れる
    3. お汁粉やぜんざいにする
    4. きな粉やあんこを添える
    5. 鍋やうどんに加える
  7. のし餅を使った簡単アレンジ
    1. 餅ピザにする
    2. グラタンに加える
    3. お好み焼きに加える
    4. 甘いおやつにアレンジする
  8. のし餅の保存方法
    1. 常温保存は商品の表示を確認する
    2. 冷蔵保存では乾燥に注意する
    3. 長く保存するなら冷凍が便利
    4. 冷凍したのし餅の食べ方
  9. のし餅の保存で失敗しやすいポイント
    1. 大きなまま保存する
    2. まとめて冷凍する
    3. 包まずに冷蔵庫へ入れる
    4. 水滴が付いたまま保存する
  10. のし餅にカビや異変があったら食べない
    1. カビや傷みを防ぐためのポイント
  11. 自宅でできるのし餅の作り方
    1. 必要な材料と道具
    2. 餅つき機を使う場合
    3. ホームベーカリーを使う場合
    4. 炊飯器でもち米を炊く場合
    5. 保存袋を使って平らに伸ばす
  12. のし餅はどこで買える?
    1. スーパー
    2. 餅店や和菓子店
    3. 農産物直売所
    4. 通販
  13. 市販ののし餅を選ぶポイント
    1. 食べ切れる量を選ぶ
    2. 一枚物か切り分け済みか確認する
    3. 個包装かどうか確認する
    4. 賞味期限と保存方法を確認する
  14. のし餅を食べるときに気をつけたいこと
  15. のし餅についてよくある質問
    1. のし餅はそのまま食べられる?
    2. のし餅はいつまでに切ればいい?
    3. のし餅と角餅は同じもの?
    4. のし餅は冷凍したまま焼ける?
    5. のし餅が柔らかすぎるときはどうする?
    6. のし餅が固くなりすぎたらどうする?
    7. 市販の切り餅からのし餅は作れる?
  16. まとめ|のし餅は切り方と保存方法を知れば扱いやすい

のし餅とは?平らに伸ばして作るお餅

のし餅とは、つきたてのお餅を平らな板状に伸ばしたものです。

まだ柔らかいうちに、のし板や容器、保存袋などへ入れて、厚さが均等になるように整えます。

そのままでは大きいため、少し固くなったところで食べやすい大きさに切り分けるのが一般的です。

切り分ける前の大きな状態を「のし餅」、四角く切ったものを「切り餅」または「角餅」と呼ぶことがあります。

ただし、呼び方は地域や販売店によって異なる場合があります。商品を購入するときは、形や内容量も一緒に確認すると分かりやすいでしょう。

 

「のし餅」という名前の由来

「のし餅」の「のし」は、お餅を平らに伸ばすことを表しています。

つきたてのお餅を板の上などで押し広げ、一定の厚さに整える工程から「のし餅」と呼ばれるようになったと考えられています。

四角く切り分けやすいことから、一度にたくさんのお餅を用意したいときにも便利です。

 

のし餅はいつ作る?

のし餅は、年末に作り、お正月に食べる家庭が多く見られます。

お雑煮や焼き餅、お汁粉などに使いやすく、年末年始に親しまれてきました。

ただし、お正月にしか食べられないものではありません。餅店やスーパー、通販などでは、時期を問わず購入できる場合もあります。

販売時期や取り扱いの有無は店舗によって異なるため、特に一枚物の大きなのし餅を探す場合は、事前に確認しておくと安心です。

 

のし餅の大きさや厚さに決まりはある?

のし餅の大きさや厚さに、家庭用として全国共通の決まりがあるわけではありません。

家庭で作る場合は、使用する容器や保存袋に合わせて大きさを調整できます。販売されている商品も、小さめのものから大きな一枚物までさまざまです。

厚く作ると食べ応えがありますが、切り分けにくく、火が通るまでに時間がかかることがあります。

一方、薄く作ると切りやすく、調理時間も短くなります。自宅で作る場合は、普段食べている切り餅を目安に、扱いやすい厚さへ整えるとよいでしょう。

 

 

のし餅と切り餅・丸餅・鏡餅の違い

のし餅、切り餅、丸餅、鏡餅は、いずれもお餅ですが、形や作り方、使われる場面が異なります。

主な違いは次のとおりです。

種類 主な特徴
のし餅 大きな板状 つきたてのお餅を平らに伸ばしたもの
切り餅 四角形 のし餅などを食べやすく切り分けたもの
丸餅 丸形 柔らかいお餅を一つずつ丸めたもの
鏡餅 丸いお餅を重ねた形 主にお正月に飾るためのお餅

形が異なるだけでなく、使い方にも違いがあります。

 

のし餅と切り餅の違い

のし餅は、お餅を大きな板状に伸ばした状態です。

そののし餅を四角く切り分けたものが、切り餅と呼ばれます。

市販の切り餅は、食べやすい大きさに切られ、個包装されている商品が多いため、袋から出してすぐに調理できます。

一方、一枚物ののし餅は、自分で好みの大きさに切れることが魅力です。大きめに切って食べ応えを出したり、小さく切って料理に加えたりできます。

ただし、時間がたって固くなると切りにくくなるため、購入後や作った後は、切るタイミングに注意が必要です。

 

のし餅と丸餅の違い

のし餅は平らに伸ばしてから切り分けるのに対し、丸餅は、つきたてのお餅を一つずつ丸く整えて作ります。

のし餅から作る切り餅は四角く、丸餅は角のない丸い形をしています。

どちらも、焼き餅やお雑煮、お汁粉などに使えます。味に大きな違いがあるというより、形や地域の習慣、食べ方の好みによって選ばれています。

 

のし餅と鏡餅の違い

のし餅は、食べやすい大きさに切り分けて調理するためのお餅です。

鏡餅は、大小の丸いお餅を重ねた形で、主にお正月の飾りとして使われます。

どちらもお正月と関わりの深いお餅ですが、最初から食べるために平らに伸ばすのし餅と、飾るために形を整える鏡餅では、用途が異なります。

 

 

東日本と西日本では餅の形が異なることがある

お雑煮に入れるお餅は、東日本では四角い角餅、西日本では丸餅が多いといわれています。

ただし、境目に近い地域や独自の食文化がある地域では、角餅と丸餅の両方が使われることもあります。

また、同じ地域でも、家庭によって使うお餅の形が異なる場合があります。そのため、「東日本なら必ず角餅」「西日本なら必ず丸餅」というわけではありません。

お餅を焼いてからお雑煮に入れる家庭もあれば、焼かずに煮る家庭もあります。

地域ごとの食文化だけでなく、家庭で受け継がれてきた作り方や好みによっても違いが生まれます。

 

 

のし餅を切るタイミングはいつ?

のし餅は、作った直後の柔らかい状態ではなく、表面が乾いて少し固くなった頃に切ると扱いやすくなります。

柔らかすぎる状態で切ると、包丁や手にお餅がくっつきやすく、形も崩れやすくなります。

反対に、完全に固くなるまで置いてしまうと、包丁が入りにくくなったり、切る途中で割れたりすることがあります。

指で軽く押したときに、大きくへこまず、包丁の刃が入る程度の固さが目安です。

作ってから切るまでの時間は、気温、室温、お餅の厚さ、置いている場所などによって変わります。「何時間後」と一律に決めず、お餅の状態を確認して判断しましょう。

 

柔らかすぎるときは少し待つ

包丁を入れたときにお餅が伸びたり、刃にべったりと付いたりする場合は、まだ柔らかすぎる可能性があります。

その場合は、乾燥しすぎないように様子を見ながら、もう少し置いてみましょう。

ただし、長時間出したままにすると表面が乾きすぎることがあります。こまめに固さを確認することが大切です。

 

固くなりすぎる前に切る

のし餅を大きなまま長く置くと、中心まで固くなり、家庭用の包丁では切りにくくなることがあります。

切れる程度に固まったら、早めに食べやすい大きさへ分けておきましょう。

すぐに食べない場合も、切り分けてから保存したほうが、必要な分だけ取り出せて便利です。

 

 

のし餅をきれいに切る方法

のし餅をきれいに切るには、タイミングだけでなく、道具の準備や切り方も大切です。

慌てて切り始めず、作業する場所を整えてから始めましょう。

 

切る前に用意するもの

のし餅を切るときは、次のようなものを用意します。

  • よく切れる包丁
  • 安定した大きめのまな板
  • 清潔な布巾やキッチンペーパー
  • 切ったお餅を並べる容器
  • 保存用のラップや冷凍用保存袋

包丁の切れ味が悪いと、強い力をかけることになり、切り口が崩れやすくなります。

また、まな板が滑ると作業しにくいため、安定した場所に置きましょう。

 

のし餅を均等に切る手順

まず、のし餅をまな板の上に置きます。

大きな一枚物の場合は、最初から小さな四角形にしようとせず、細長い帯状に切ると作業しやすくなります。

帯状に切った後、向きを変えて、食べやすい長さに切り分けましょう。

すべて同じ大きさにそろえたい場合は、切る前に目印を付けておくと便利です。

完全に同じサイズにする必要はありませんが、大きさや厚さがそろっていると、焼いたり煮たりしたときに仕上がりの差が出にくくなります。

 

包丁にお餅がくっつくときの対処法

包丁にお餅がくっつく場合は、まだお餅が柔らかすぎる可能性があります。

無理に何度も包丁を動かすと、切り口が崩れやすくなるため、いったん作業を止めて、少し時間を置きましょう。

包丁に付いたお餅は、そのままにせず、切るたびに拭き取ると作業しやすくなります。

手や道具を清潔に保ちながら、少しずつ切り進めてください。

 

固くなったのし餅を無理に切らない

固くなりすぎたのし餅は、通常の包丁では刃が入りにくくなります。

強い力をかけて無理に切ろうとすると、包丁が滑るおそれがあるため注意が必要です。

少しずつ刃を入れられる固さであれば、安定した場所で慎重に切ります。ほとんど刃が入らないほど固い場合は、無理に切り続けるのを避けましょう。

家庭で安全に扱うことが難しい場合は、購入した店舗や餅店へ相談できるか確認する方法もあります。

 

 

のし餅のおいしい食べ方

のし餅は、切り分けた後、一般的な切り餅と同じように調理できます。

焼くだけで食べられる定番の方法から、汁物や料理に加える方法まで、さまざまな楽しみ方があります。

 

焼いてしょうゆや海苔で食べる

手軽に楽しみたいときは、食べやすい大きさに切ったのし餅を焼く方法がおすすめです。

表面がこんがりとして、中まで柔らかくなったら、しょうゆを付けたり、海苔を巻いたりして食べます。

砂糖じょうゆや、きな粉を合わせてもおいしく楽しめます。

お餅は加熱すると膨らむため、調理器具から目を離さず、様子を見ながら加熱しましょう。

 

お雑煮に入れる

のし餅から切り分けたお餅は、お雑煮にも使えます。

焼いてから汁に入れると香ばしくなり、焼かずに煮ると汁になじんだ柔らかな食感を楽しめます。

調理方法は地域や家庭によって異なるため、好みに合わせて選びましょう。

煮込みすぎると形が崩れたり、鍋底に付きやすくなったりするため、仕上がりを見ながら加熱してください。

 

お汁粉やぜんざいにする

甘いものが好きな方は、お汁粉やぜんざいに入れるのもおすすめです。

焼いたお餅を加えると香ばしさが加わり、煮たお餅を加えると、やわらかくなじみます。

大きなお餅は食べにくいため、食べやすいサイズに切ってから使いましょう。

 

きな粉やあんこを添える

柔らかく加熱したお餅に、きな粉やあんこを添えると、手軽なおやつになります。

のし餅を小さめに切っておくと、味をからめやすく、食べる量も調整しやすくなります。

黒蜜やすりごまなど、好みの材料を組み合わせてもよいでしょう。

 

鍋やうどんに加える

のし餅は、鍋料理やうどんに加えることもできます。

汁の中で加熱すると柔らかくなり、食べ応えのある一品になります。

ただし、長く煮ると溶けて鍋底に付きやすくなります。料理の仕上げに加え、柔らかくなったところで取り出すと食べやすいでしょう。

 

 

のし餅を使った簡単アレンジ

焼き餅やお雑煮に飽きたときは、料理の具材としてアレンジする方法もあります。

細かく切ったり、薄く切ったりすると、さまざまな料理に使いやすくなります。

 

餅ピザにする

薄めに切ったお餅を並べ、その上にピザソースや好みの具材、チーズをのせて焼くと、餅ピザとして楽しめます。

お餅を薄く切るのが難しい場合は、小さな角切りにして並べても構いません。

加熱するとお餅同士がくっつき、もちもちとした生地のようになります。

 

グラタンに加える

食べやすい大きさに切ったお餅を、グラタンへ加える方法もあります。

お餅だけを大きく入れると、中心まで柔らかくなるのに時間がかかるため、小さめに切ると調理しやすくなります。

具材の一つとして少量加えると、いつものグラタンとは違った食感を楽しめます。

 

お好み焼きに加える

小さく切ったお餅をお好み焼きの生地に加えると、もちもちとした食感になります。

厚いまま入れると火が通りにくいため、薄切りや小さな角切りにするのがポイントです。

一度にたくさん入れず、ほかの具材とのバランスを見ながら加えましょう。

 

甘いおやつにアレンジする

柔らかくしたお餅に、きな粉、あんこ、黒蜜などを合わせれば、簡単なおやつになります。

小さく切ったお餅を焼き、好みの甘い味付けをする方法もあります。

切り方や加熱方法を変えるだけでも、食感の違いを楽しめます。

 

 

のし餅の保存方法

一枚物ののし餅は、食べやすい大きさに切ってから保存すると便利です。

保存方法は、市販品か手作りか、個包装されているかどうかによって異なります。

市販品は、パッケージに記載されている保存方法と賞味期限を優先してください。

 

常温保存は商品の表示を確認する

個包装された市販の切り餅は、常温で保存できる商品も多くあります。

ただし、家庭で作ったのし餅や、個包装されていないお餅は、市販の個包装商品と同じように長く保存できるとは限りません。

室温や湿度によって状態が変わりやすいため、長く置く予定がある場合は、早めに冷凍保存を検討しましょう。

 

冷蔵保存では乾燥に注意する

お餅を冷蔵庫に入れると、乾燥して固くなりやすいことがあります。

短期間冷蔵する場合は、一切れずつしっかり包み、乾燥を防ぎましょう。

ただし、包んでいても食感が変わることがあります。長く保存したい場合は、冷蔵よりも冷凍のほうが扱いやすいでしょう。

 

長く保存するなら冷凍が便利

すぐに食べないのし餅は、切り分けてから冷凍すると便利です。

一切れずつラップで包み、冷凍用保存袋へ入れます。袋の中の空気をできるだけ抜き、冷凍庫で保存しましょう。

一つずつ包んでおけば、必要な分だけ取り出せます。

保存袋には、冷凍した日を書いておくと管理しやすくなります。

 

冷凍したのし餅の食べ方

冷凍したお餅は、凍ったまま焼いたり、汁物へ入れたりできます。

ただし、調理器具やお餅の大きさによって、加熱に必要な時間は異なります。

表面だけでなく、中心まで柔らかくなっているか確認しましょう。

電子レンジを使う場合は、急に膨らんだり柔らかくなりすぎたりすることがあります。短い時間から加熱し、様子を見ながら追加してください。

 

 

のし餅の保存で失敗しやすいポイント

のし餅は、保存前のひと手間によって扱いやすさが変わります。

よくある失敗を知っておくと、食べたいときに困りにくくなります。

 

大きなまま保存する

のし餅を一枚のまま保存すると、時間がたってから切り分けるのが難しくなることがあります。

包丁が入る程度に固まったら、食べやすい大きさに切っておきましょう。

切り分けておけば、冷凍庫にも入れやすく、必要な量だけ取り出せます。

 

まとめて冷凍する

切ったお餅をそのまま保存袋へまとめて入れると、冷凍中にお餅同士がくっつく場合があります。

一切れずつ包むか、重ならないように並べて冷凍してから保存袋へまとめると、取り出しやすくなります。

 

包まずに冷蔵庫へ入れる

お餅を包まずに冷蔵庫へ入れると、表面が乾燥して硬くなりやすくなります。

短時間の保存であっても、ラップや密閉できる容器を使って乾燥を防ぎましょう。

 

水滴が付いたまま保存する

温度差によってお餅や袋の内側に水滴が付くことがあります。

水分が付いたまま長く保存するのは避け、保存前にお餅の状態や容器の内側を確認しましょう。

清潔な道具と乾いた保存容器を使うことも大切です。

 

 

のし餅にカビや異変があったら食べない

のし餅の表面にカビらしいものが見つかった場合は、その部分だけを削り取って食べるのは避けましょう。

目で見える部分を取り除いても、見えない部分まで広がっている可能性があります。

また、普段とは違う色、におい、ぬめりなどがある場合も、食べないようにしてください。

もったいないと感じても、見た目やにおいに異変があるお餅は無理に使用しないことが大切です。

 

カビや傷みを防ぐためのポイント

お餅は、清潔な手や道具で扱います。

すぐに食べない分は早めに切り分け、一切れずつ包んで冷凍すると保存しやすくなります。

市販品はパッケージの表示を確認し、開封後は表示どおりの方法で保管しましょう。

 

 

自宅でできるのし餅の作り方

のし餅は、餅つき機や餅つき機能のあるホームベーカリーなどを使って作れます。

使用する機器によって手順が異なるため、必ず取扱説明書を確認してから作りましょう。

 

必要な材料と道具

基本となる材料は、もち米と水です。

道具は作り方によって異なりますが、次のようなものを用意します。

  • 餅つき機または餅つき機能のあるホームベーカリー
  • のし板や浅めの容器
  • 保存袋
  • まな板
  • 包丁
  • 保存用ラップ

使用するもち米と水の量は、機器の容量や説明書に合わせて調整してください。

 

餅つき機を使う場合

もち米を洗い、使用する餅つき機の説明書に従って準備します。

浸水時間や水切りの方法は機器によって異なるため、自己判断で省略せず、指定された手順を確認しましょう。

お餅がつき上がったら、柔らかいうちに容器やのし板へ移し、平らに伸ばします。

 

ホームベーカリーを使う場合

ホームベーカリーの中には、お餅を作る機能が付いているものがあります。

対応している機種であれば、指定された量のもち米と水を入れ、餅コースなどを使って作ります。

通常のパン作りとは材料や手順が異なるため、必ず使用機種の説明書を確認してください。

餅作りに対応していない機種では作らないようにしましょう。

 

炊飯器でもち米を炊く場合

炊飯器でもち米を炊き、その後、すりこぎなどを使って粘りが出るまでつぶす方法もあります。

ただし、炊飯器でもち米を炊いただけでは、一般的なのし餅の状態にはなりません。

炊いた後につぶしたり、こねたりする工程が必要です。

炊飯器の機種によっては、もち米の炊飯方法や対応できる量が異なります。使用前に取扱説明書を確認しましょう。

 

保存袋を使って平らに伸ばす

つき上がったお餅を厚手の保存袋へ入れ、上から手や麺棒などで押して平らに整える方法もあります。

袋の厚さや耐熱温度を確認し、熱いお餅を入れても問題のないものを使用してください。

袋の中で厚さを均等にしておくと、固まった後に切り分けやすくなります。

お餅が冷めて切りやすい固さになったら、袋から取り出して切り分けます。

 

 

のし餅はどこで買える?

のし餅は、スーパー、餅店、和菓子店、農産物直売所、通販などで購入できます。

ただし、一枚物ののし餅は、お正月前など販売時期が限られている場合があります。

 

スーパー

年末になると、スーパーの餅売り場や特設コーナーで販売されることがあります。

四角く切られた商品だけでなく、地域によっては一枚物や大きめののし餅が並ぶこともあります。

普段から取り扱っているとは限らないため、店頭で見つからない場合は、販売時期を確認してみましょう。

 

餅店や和菓子店

餅店や和菓子店では、店内で作ったのし餅を販売していることがあります。

希望する大きさや受取日を指定して、予約できる店舗もあります。

年末は注文が集中する場合があるため、購入予定が決まっているときは、早めに確認すると安心です。

 

農産物直売所

道の駅や農産物直売所では、地域で作られたのし餅が販売されることがあります。

地元産のもち米を使った商品や、豆餅、よもぎ餅などが見つかる場合もあります。

取り扱いは季節や入荷状況によって変わります。

 

通販

近くで見つからない場合は、通販で取り寄せる方法もあります。

一枚物だけでなく、あらかじめ切り分けられた商品や、個包装の商品も選べます。

送料を含む価格、内容量、発送日、賞味期限、保存方法を確認してから選びましょう。

 

 

市販ののし餅を選ぶポイント

のし餅を購入するときは、価格だけでなく、量や形、保存のしやすさも確認しましょう。

家族の人数や食べる予定に合った商品を選ぶと、余らせにくくなります。

 

食べ切れる量を選ぶ

一枚物ののし餅は、見た目以上に量が多い場合があります。

お正月に何回食べるのか、家族が何人いるのかを考えて、無理なく食べ切れる量を選びましょう。

余る可能性がある場合は、届いた後や購入後に切り分け、早めに冷凍できるよう準備しておくと安心です。

 

一枚物か切り分け済みか確認する

自分で好みの大きさに切りたい方には、一枚物が向いています。

切る作業を減らしたい方には、あらかじめ切り分けられた商品が便利です。

一枚物は、届いた時点の固さによって切りやすさが変わるため、切り方や到着後の扱い方も確認しておきましょう。

 

個包装かどうか確認する

個包装されている商品は、必要な分だけ開封しやすく、保存や管理が簡単です。

一方、個包装されていない商品は、開封後の乾燥や保存方法に注意する必要があります。

長期間かけて少しずつ食べる予定なら、個包装の商品が扱いやすいでしょう。

 

賞味期限と保存方法を確認する

同じように見えるお餅でも、製造方法や包装によって賞味期限が異なります。

購入前に、常温・冷蔵・冷凍のどの方法で保存するのかを確認しましょう。

購入後は、商品のパッケージに記載されている方法を優先してください。

 

 

のし餅を食べるときに気をつけたいこと

お餅は粘りがあり、食べ方に注意が必要です。

一度に口へ入れすぎず、食べやすい大きさにして、落ち着いて食べましょう。

特に、かむ力や飲み込む力が弱い方が食べる場合は、周囲の方が様子を確認することも大切です。

また、加熱したばかりのお餅は、表面だけでなく中も熱くなっています。少し冷ましてから食べましょう。

 

 

のし餅についてよくある質問

 

のし餅はそのまま食べられる?

作りたてで柔らかいのし餅は、そのまま食べられることもあります。

ただし、購入した商品については、パッケージに記載された食べ方を確認してください。

固くなったのし餅は、焼く、煮るなどの方法で、中心まで加熱してから食べましょう。

 

のし餅はいつまでに切ればいい?

一律に何時間以内と決めるのではなく、表面が乾いて少し固まり、包丁が無理なく入る状態になったら切り分けます。

柔らかすぎると形が崩れ、固くなりすぎると包丁が入りにくくなります。

時間だけでなく、実際のお餅の固さを確認しましょう。

 

のし餅と角餅は同じもの?

のし餅は、つきたてのお餅を平らな板状に伸ばしたものです。

そののし餅を四角く切り分けたものが、角餅や切り餅と呼ばれます。

ただし、商品名や呼び方は地域や販売店によって異なることがあります。

 

のし餅は冷凍したまま焼ける?

冷凍したまま焼くこともできます。

ただし、常温のお餅より加熱に時間がかかる場合があります。

焦げないように様子を見ながら、中心まで柔らかくなったことを確認してください。

 

のし餅が柔らかすぎるときはどうする?

切ろうとしたときに包丁へ強くくっつく場合は、もう少し置いて固まるのを待ちましょう。

無理に切り進めると、形が崩れやすくなります。

乾燥しすぎないように、こまめに状態を確認してください。

 

のし餅が固くなりすぎたらどうする?

包丁が入りにくいほど固くなった場合は、無理に強い力をかけて切らないようにしましょう。

小さく切り分けてある場合は、焼いたり汁物で煮たりして食べられます。

大きな一枚物のまま固くなり、安全に切るのが難しい場合は、購入した店舗などへ相談できるか確認してください。

 

市販の切り餅からのし餅は作れる?

市販の切り餅を加熱して柔らかくし、まとめて平らに整えることはできます。

ただし、つきたてのお餅から作るのし餅とは、形や食感、扱いやすさが異なる場合があります。

無理に大きな一枚へまとめるより、そのまま焼いたり、料理に使ったりするほうが手軽です。

 

 

まとめ|のし餅は切り方と保存方法を知れば扱いやすい

のし餅とは、つきたてのお餅を大きな板状に伸ばしたものです。

のし餅を四角く切り分けると、普段よく見かける切り餅や角餅のような形になります。

切るときは、柔らかすぎず、完全に固くなる前のタイミングを選ぶことが大切です。

すぐに食べない分は、食べやすい大きさに切り、一切れずつ包んで冷凍すると扱いやすくなります。

焼き餅やお雑煮だけでなく、お汁粉、餅ピザ、グラタンなど、さまざまな食べ方を楽しめるのも魅力です。

のし餅を購入したり作ったりしたときは、早めに切り分け、食べる予定に合わせて上手に保存してみてください。

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